Pジャンプ力が高い人には2つの特徴があります。
1:身体能力(≒基礎筋力)が高い
2:運動神経が良い
基本的には、スポーツができる人の
特徴とかぶる部分があります。
詳しく解説していきます。
Rジャンプ力は「身体能力×運動神経」で決まる
高いジャンプ力を発揮するには
様々な要素があります。
しかし、簡単にまとめると
「身体能力(基礎筋力)×運動神経」
とまとめる事ができます。
どちらか一方ではなく、両方のバランスで決まります。
E例えば、ボディビルダーの人たちを想像してみてほしいのですが、彼らは基礎の筋力はとてつもないです。
しかしジャンプをしたらどうかと言えば、あまり高くないかもしれません。
その理由の中には、体重の問題も入ってきますが彼らの筋力は見せるためにあって、高い運動能力を発揮するために設計されていません。
ジャンプ力を高めるためには、まず基礎的な筋力がある事は当たり前です。
その上で、
・高く跳べるジャンプのフォームができる
・高く跳ぶために、筋肉が機能している
これらを実現できて初めて高いジャンプ力を得られます。
そして、そうした良いフォームや機能する筋肉になっている状態の事を一般的に「運動神経が良い」と言います。
運動神経が良いの意味は「イメージした動きを再現できる」に近い状態です。
つまり、筋力的に優れていても狙った通りに動けなければ運動音痴です。
それと同じように基礎筋力があっても、それがジャンプの時に機能しなかったり、フォームが悪ければ高いジャンプは不可能になります。
P基礎筋力の強化と同時に、筋肉の神経教育が必須
だからこそ基礎筋力と同時に、筋肉の神経伝達やフォーム改善が必要になります。
やるべき項目を整理します。
まず基礎筋力の強化ですが、筋力トレーニングを行う事です。
ジャンプの動作に必要な筋肉を鍛えるためのトレーニングは必須です。
その上で、運動神経や動作の強化のために必要なのは2つです。
・良いジャンプフォームを身につけるためにできる事
ジャンプ力の高い人の動作を研究する事と、自分の限界を超える高さに到達できるようにたくさんジャンプをしてみる事です。
バレーボール選手はジャンプ力が高くなりますが、1つは筋肉が最適化される事があります。
そしてもう1つは、たくさんのジャンプをこなす中で、高く跳べるフォームを身につけている事があります。
最後にもう1つですが、筋肉トレーニングの直後にジャンプ動作を入れて行く事が有効です。
筋トレをして「動きが重くなった」という人が時々いますが、筋肉を鍛えただけで、必要なタイミングで動くように筋肉の神経が連携できていない場合にそうした現象が起こります。
機能する筋肉を鍛えているなら、動きは素早くシャープになっていきます。
それができていないなら、筋肉の神経伝達がうまく行っておらず、ほしいタイミング(ジャンプの時)に筋肉が働いていないと考えられます。
そのために必要なのは、筋トレの直後にジャンプ動作をするようにして、神経に
「ジャンプの時に、働く癖」
をつけて行く事です。
日本のトレーニング文化の中では
・トレーニングはトレーニング
・実践練習は実践練習
と分けて、行われていますが、筋トレ時にも動作を行って神経に教育して行く必要があります。
そうする事で、ほしい時にほしいタイミングで動作する筋肉を増やせます。
これによってイメージ通りの動作もできるようになり、運動神経が上がったような状態にもなります。
非常に大事な要素なので、ぜひ実践してみましょう。